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2014年8月28日木曜日

コトバトフク




大学生活で得たものってもちろん人によって様々ですが
私の場合それは「ものの見方」でしょうか。

ファッションと一言で言っても様々なアプローチの仕方がある訳で
それが変われば当然「ものの見方」も変わります。

一着の服を通してある人は当時の社会を見
ある人は当時の技術について考え
またある人は作者について論じます。

面白いですよね。

私は面白いと思います。



自分とは違った「ものの見方」に出会うことはとても新鮮で
気分の良いものです。

そういった出会いによって自分がアップグレードしていくような感覚って
なかなか味わえないですよね。



そんな意味合いで私をアップグレードさせてくれた人に
私は大学生活を通して出会いました。


2人ともそれぞれのフィールドがあるのですが
もう私よくわからないので
ここでもよくわからないってことにしておきます。
(こんなこと書いたら怒られるかも…)



そんな2人が昨年オープンさせたのが
今日のタイトルのお店「コトバトフク



京都の二条にある小さなお店です。



こちらのお店は
日本の若手デザイナーのアイテムを中心としたセレクトショップ。














関西ではここでしか取り扱いのないものもあるので
遠方からお見えの方も多いそう。



中でも私が気になるのが
_____ AH2013-14 collection №6TOMOUMI ONO
「名前のないブランド」




デザイナーの小野智海さんは
Martin Margielaのアトリエで経験を積んだ方なのですが
小野さんの紡ぎだす服は本当にエレガント。

このドレスなんて本当にeffortless chicですよね。

“Less is more.”
という言葉がありますが
小野さんの服にはそんな魅力が詰まっています。


あと…
こちらのブランドはタグが手書きなんです。
素材とか型番とか…
ヴィンテージ好きの私にはそこもグッとくるポイント。
こういった人の手が入っていることを感じさせてくれるものって好きです。

(情念を感じる様な一部のものは除きますが)


また、「コトバトフク」の面白いところは
ファッションに関連する古書も取り扱っているところ。



運営者のお2人がファッションにまつわる研究をしているので
その2人のフィールドからのセレクトをはじめ
見た目にも美しいヴィジュアルブックなど様々なラインナップが並びます。

コトバトフク」な訳です。



近頃は様々な媒体で紹介されることも多くなったようですが
紙やWEB上ではわからないこともたくさんあるので
気になる方は是非行ってみてください。


9月6日(土)には1周年を記念したパーティーも行われるようです。
私も顔を出したいけどその頃は東京でしょうか…




コトバトフク

京都府京都市中京区西ノ京職司町67-15 1/8 bldg. 4B
kotobatofuku@gmail.com

営業日:金・土・日・月(祝)
営業時間:12:00〜20:00


angmi



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